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マリー・アントワネットV.S.デュ・バリー夫人

今回でようやく決着(^^;)
この記事は続き物になっているので、もし未読の場合は
是非過去の記事をご覧になってからの方がお楽しみ頂ける。

第1回 マリー・アントワネットのカップ&ソーサーB
第2回 デュ・バリー夫人のカップ&ソーサーE
第3回 アントワネットとデュ・バリー夫人…の前に


さて、前回はポンパドゥール夫人のことを少々熱く語りすぎた(笑)
彼女は42歳でその生涯を閉じるまでルイ15世の寵愛を一身に受けたという。

ポンバドゥール夫人没後5年、次の公妾となったのがデュ・バリー夫人である。

あれだけの才覚を誇ったポンパドゥール夫人ですら貴族の出ではないということで
受け入れられるまでには相当な軋轢があったようなのだが
デュ・バリー夫人に至っては元高級娼婦。
ただでさえ公妾となってから円満に、とはいかなかったのであるが
敬愛する母マリア・テレジアから

「お金をとって男の相手をするのは女性として最も卑しい事」

と教えられていたマリー・アントワネットはデュ・バリー夫人を忌み嫌った。

当時ヴェルサイユでは身分の低い女性から高い女性に声を掛けることはご法度で
自分より位の高い女性から声を掛けてもらうのを今か今かと待たねばならなかった。
この時ヴェルサイユで一番地位の高い女性はもちろんマリー・アントワネット。
社交界に顔を出す御婦人たちに気さくに声を掛ける一方で
デュ・バリー夫人を徹底的に無視した。
だがデュ・バリー夫人も負けてはいない。

「ルイ15世の交妾である自分を馬鹿にすることは
 オーストリアがフランスを馬鹿にすることと同義」

とルイ15世に泣き付き、自体はあわや国際問題、というところまでいってしまう。
このあたりの女の戦いは超有名マンガ「べルサイユのばら」前半での
大きな山場になっているので、もし機会があれば是非ご一読を。

この問題はアントワネット側が外交カードをちらつかされつつ一応の決着を見るのだが
アントワネットとデュ・バリー夫人はそんなわけで大変仲が悪かった(笑)

さて、ようやく本題(^^;)
カップの底がどうなっているかをこっそりお見せしよう。

カップの底は・・・!

実はデュ・バリー夫人のカップはイ~っ!と歯を剥いていて
アントワネットのカップはベ~っ!と舌を出している。
仮にお茶を飲むとこんな感じ。

デュ・バリー夫人E

アントワネットB
モデルとしてダーリンにポーズをとってもらったが
プライバシー保護の為、画像を一部加工(笑)


つまり、正式名称は
「デュ・バリー夫人のカップ&ソーサーE(イー)」
「マリー・アントワネットのカップ&ソーサーB(ベー)」
アントワネットの方は母国オーストリアにならってドイツ語読みで
というわけ。

向かい合ってこのカップでお茶を飲むと
アントワネットとデュ・バリー夫人の心の声が再現できるのだ(笑)

「そんな恐ろしいカップ、偶然仲の悪い二人が使ったら怖いよね!」

とはダーリンの弁であるが、ゆったり優雅な時間を過ごすためには
仲の悪い二人は同じお茶会にお呼びしない方が良いのではないかと思っている。

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