Rika実験室

こんなもの作っちゃいました+日々雑感

有田焼兎皿

有田焼兎皿

以前金沢で九谷焼体験をしたのだが
これは有田での有田焼体験。
九谷は主線を描いておくと九谷五彩の色伏せを職人さんが仕上げてくれたが
こちらは呉須(ごす:染付に使う染料)と筆が置いてあって

「さあ好きに描きなさい~」

状態。日頃筆なんて使わないだろう不特定多数の観光客が使うので

「こんな傷んだ筆見たことない!」

というくらい筆がボロボロになっていたのをものすご~く良く覚えている。

九谷の方は上絵付けと言って釉薬がかかった皿の上に絵具を乗せたのだが
有田のこの皿は染め付け技法。
釉薬をかける前の素焼き磁器に絵を付ける。
食器が絵具を吸ってしまうので基本的に一回勝負。
イラストなのでそういうのは得意なのだけど。
絵を付けた上から釉薬をかけて焼成するので
食器として安全性が高い。

有田磁器に焦がれ、研究を重ねた結果
マイセンやリモージュ、ロイヤルコペンハーゲンと言った
ヨーロッパ名窯が栄え、後世に華やかな作品を残したと思うと
日本人として大変感慨深いものがある。
また、佐賀に住む友人に聞いた話では
有田の公立小学校では給食の食器に有田磁器を使用しているそうだ。
(もちろん無地の量産品だそうだが)
雑に扱えば欠けたり割れたりしてしまうこと
本物の重さや艶、輝きを有田では子供のうちから身をもって知り
より有田食器への愛情とプライドが育って行くのだという。
とても素敵な話だなと思った。

オリジナルイラストの有田磁器。
朝食におやつにと、気軽に使って楽しんでいる。
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