Rika実験室

こんなもの作っちゃいました+日々雑感

救命講習

先週の日曜日、ダーリンと二人で消防署に救命講習を受けに行ってきた。
市の消防署では定期的に心配蘇生法とAED実習の初級救命講習を行っていて
広報誌に参加者募集のお知らせが載るのだがこれがなかなかの人気講座。
実施日が仕事で参加できなかったり
申し込みの電話をするともう定員オーバーになっていて参加できなかったりで
今回ようやく参加することが出来た。
3連休の2日目だったので空きがあったのかもしれない。

さて、随分前からこの講習に参加したかったのには理由がある。
以前とあるショッピングモールのフードコートで昼食をとっていたところ
二つ隣のテーブルでうどんを食べていた男性(推定年齢50~60代)が
突然椅子から崩れるように倒れた。
口からうどんをだらりと垂らして白目を剥いて高いびきをかいている。
ただ事ではなさそうだ。

近くにいた若い男性が駆け寄って声をかけるが男性反応なし。
周囲の人に医療関係者がいたら名乗り出てくれといいつつ
救急車手配をしている。

モールのスタッフらしき人が遠巻きに見ているので
念のため、と思って

「AEDはありますか?」

と聞いてみると

「事務所で確認します!」

とダッシュ。大きなモールなのでないわけはない、と思ったが
(実際やはり装備されていると店内図にも書いてあった)
とっさの時にスタッフもどこにあるかは把握してなさそうだった。

そのうち買い物客の中に看護師さんがいることがわかって
心肺蘇生をはじめたり、AEDが到着して
電気ショックを与えたり(つまり心停止していたことになる)
そのうちこの男性の呼吸が戻ったらしいのだが
ここまで救急車到着せず。
この時は10分以上かかっていた
通常8分程度で到着するらしいのだが
電話が到達する時と場合により消防署間伝達があったり
所轄の消防署から救急車が出払っていたりする時に
時間がかかることがあるようなのだ。

この男性の場合はどうにか呼吸が戻ったようなので
命に別状はなかったと思うのだが
もし、周囲に人がいない時にこのような状況に遭遇してしまったら・・・?
実際に役に立てるかは別として
知識として知っていたら何かできることがあるかもしれない。

この事故(?)に遭遇してからすぐに
教室の入っているJOYFUL-2新田店に
AEDがあるかを確認したところ
階下に2箇所あることと、スタッフの中に救命講習を受けて
AEDの使い方を知っている方々がいらっしゃることがわかった。
うーん、心強い!


さて、このような経緯でようやく参加できた講習会。
4人一組でモデル人形を使っての心臓マッサージ・人工呼吸・AED使用実習。
人形を使っての心臓マッサージは自動車教習所以来なので
かなり前回から時間がたっている。
実際に練習してみるとかなり力が必要だし疲れる!
心臓マッサージは自発呼吸が復活するか、
救急隊が到着して指示があるまで続ける必要がある

これはなるべくたくさんの人が心臓マッサージを知っていて
途中で交代できると有効だろう!

今回は人数が少なかったせいなのか
消防署の指導官の方が色々な変化球をなげてくださって
AEDのスイッチを入れる直前までモデル人形に触っていたり
電気を流す時に患者から離れていないといけないので
この場合「離れてください!」と声をかけて離れさせてから
電気ショックのスイッチを押すのが正解


「では、救命講習終了後、温泉にいたら浴槽で人が倒れていたことに」
周囲の人と協力して浴槽から人を運び出し
AEDの電極パッドを貼る前に塗れた体をタオルで拭くのが正解


「ここは海外で、倒れているのは体毛の濃い巨漢の男性」←何故か周りの人には
日本語が通じるという設定(^^;)
胸毛が濃いと電極パッドが張り付かないので
パッドの接着面を利用して胸毛を脱毛し
新しいパッドを装着するのが正解。
基本的に電極パッドは必ず2組入っていて、脱毛用にT字カミソリや
脱毛テープが入っているAEDバッグもあるらしい


「心臓に既往症のある老人男性が道路上で倒れて口から吐血」
安全確認をして周囲の人に協力を頼み安全な場所へ移動
吐血しているので感染症予防のため人工呼吸は省略
湿布薬等は体表からはがして塗れていれば体を拭き
ペースメーカー等の突起を避けて電極パッドを装着するのが正解


・・・と、色々なパターンの実習が出来て非常に勉強になった。

心肺蘇生はとにかく早ければ早いほど助かる可能性が高くなるそうだ。

2週間ほど前、市内のある自治会の運動会で
1500m走に参加していた30代の男性が突然倒れたらしいのだが
運営サイドがAEDを会場に用意していて
倒れてから30秒で心肺蘇生開始、AEDも使用し
自発呼吸がない場合AEDの使用が必要か不必要かは
AEDが調査して指示してくれる。
この場合は電気ショックの指示があったので、その時点で
心停止していたことになる。

見事呼吸も復活し、救急車到着時には意識を取り戻していたそうだ。
これはかなりレアなケースだと思うが
身内にも高齢者がいることだし
何かの時に少しでも落ち着いて動けるように準備だけはしておきたい(^^;)

たかだか一度講習を受けただけでものすごい活躍ができるわけではないのだが
できればそういう場に遭遇したくはないし
とりあえずAEDがどういうものなのかちょっとわかっただけでも
いざという時少しは何かのお手伝いができるかもしれないし。

皆様、ぜひ日々安全にお過ごしください。
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