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こんなもの作っちゃいました+日々雑感

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今月の生徒作品・2010年6月

今月の生徒作品・2010年6月

作品タイトル「碧」
作者 綾子さん
制作者コメント ずっと欲しかったピンキーリングに挑戦しました
        シンプルな形を目指して作りました

碧

銀粘土でリングを制作する場合
一般的には欲しいサイズの焼成芯材を使用することが多い。
この方法だと初心者でも簡単にサイズ合わせをすることができるからだ。
しかしそれは言い換えれば収縮を途中で止めてしまっているので
強度的な問題が発生する。
そこでうちの教室では収縮率を計算してその分乾燥体を大きく作り
乾燥と焼成で収縮した結果が欲しいサイズになる・・・という方法をとっている。
この方法はもちろん難しいのだが
せっかく作ったアクセサリーが簡単に壊れるようなものであって欲しくはないので
敢えて茨の道を(苦笑)
しかし、そこに喰らい付いてくる生徒さんたちは
頼もしいことに皆しっかりした技術を身につけている。

ただでさえ難しい技法なのに粘土の量を減らして細いリングを作るのは
さらに難易度を上げてしまうので、生徒さんにある程度の力量がつくまで
Goサインを出すことが出来ない。
(Goサインを出せても失敗することもあるし)

今回の作者・綾子さんはそこに果敢にもチャレンジ。
最初の3.5gリングはサイズが合わなかったが
今回は見事にピッタリの物に仕上がった。
こういったシンプルなデザインはちょっとの狂いでも目立つ
作り手泣かせなものなのだが
綾子さんはそこを承知で何度も根気良く磨きを重ね
素敵な作品を作り上げた。

一見するとどこかで買ったかと思われそうだが
綾子さんのまっすぐさや粘り強さ、芯の強さが表われたような
このリング、制作工程とその難しさを知っている講師としては
なんともいえない愛しさがある。


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