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今月の生徒作品2018年1月・名探偵☆ラリエット

今月の生徒作品2018年1月・名探偵☆ラリエット

タイトル「名探偵☆ラリエット」
作者  ふかふかY香さん
制作者コメント 推理小説の中でもシャーロック・ホームズのシリーズは
          子供の頃から好きでBBCのドラマも見ていたこともあり
          今回は探偵の三種の神器(?)で
          ラリエットを作ってみました     

元祖・細かいもの女王であるY香さんの今回の作品は
シャーロック・ホームズモチーフのラリエット。
多趣味のY香さんであるが、推理小説好きでもあることを
教室での雑談の中で以前から知っていたので
これを作品のモチーフに選んだのは彼女らしいな、と思った。
こういうご本人に関係のあるもの、好きなものをモチーフにする作品は
ある種の説得力があって良い。
例えば音楽好きの人の楽器モチーフや
自分の飼っているペットモチーフなど。

今月の生徒作品2018年1月・名探偵☆ラリエット

というわけで、彼女が選んだ「3種の神器」は
鹿撃ち帽・パイプ・虫眼鏡。
どれもこれもホームズを髣髴とさせる!
そして、この造形の細かさを見て欲しい!!
鹿撃ち帽のステッチや頭頂部のリボン
ルーペのハンドル部分の繋ぎ
パイプの滑らかなカーブ。
実はこの形状のパイプ(キャラバッシュと言うそうだ)は
ホームズの時代には無く、当時はビリヤードと呼ばれる
L字型パイプが一般的だったのだが
舞台でホームズを演じるにあたり
キャラバッシュのほうが俳優の顔を隠さないなど都合が良かったのが
イメージとして定着したらしい。
うん、確かにホームズを思い浮かべるとこの形のパイプだ。

ルーペのレンズ部分には透明のUV樹脂を入れてある。
Y香さんはこの作品を作るにあたり、レンズをUV樹脂で、というのは
最初から構想にあったようだ。
制作中に樹脂を盛り上げるようにお願いした。
なぜなら、ルーペの枠ギリギリで止めると表面張力で中央が下がってしまい
ルーペらしくならないからだ。
Y香さん、言われたとおり盛り上げるように作ると・・・

今月の生徒作品2018年1月・名探偵☆ラリエット

本当にルーペになった!!
樹脂が凸レンズになったというわけ。
ここまでは読んでいなかったが、ちょっと面白い効果になった。

今月の生徒作品2018年1月・名探偵☆ラリエット

モチーフを下げるパーツのSとHはもちろん
シャーロック・ホームズ(Sherlock Holmes)のイニシャル。
この文字パーツに開けられた穴にご注目。
おそらく作者のY香さんは、チェーンとこのパーツをつなぐ部分に
穴を開けてしまうことに疑問を感じたのだろう。

動物モチーフだとわかりやすいのだが
例えばウサギのペンダントを作ってチェーン通しのために穴を開ける場合
頭に穴を開けてしまうのはどうなのだろう、と悩むことがある。
そこでウサギに何か持たせてそちらに穴を開けたり
裏側に隠しでチェーン通しをつけたりすることがある。

文字パーツならば良さそうなものだが、それでも気になる人は気になる。
そしてY香さんはそのあたりをとても気にするタイプだと思う。
だが、この作品のように穴を多数開けてしまえばそれ自体がデザインとなる。
考えたな~!!
そして、この文字パーツには重要な役割がある。

今月の生徒作品2018年1月・名探偵☆ラリエット

こちらが作者ご本人による着用画像。
ラリエットは1本のロープ状のアクセサリーで
長さがあるならば色々な巻き方をアレンジして楽しめるのだが
画像のように、「S」パーツを引っ掛けるフックに使うことが出来る。
他にも「H」パーツの上下がループになっているので
ここにS側を通すと言う方法もあるなあ。

推理小説よろしく、色々な要素が見え隠れする
大変興味深いアクセサリー。
実は、まだ他にも色々隠されていたりして?
        

今月の生徒作品ということで、1月一杯作品展示ブースに展示中。
お近くにお住まいの方は是非作品をご覧下さい。

今月の生徒作品2018年1月・名探偵☆ラリエット

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