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今月の生徒作品2012年3月・スノーフラワー

今月の生徒作品2012年3月・スノーフラワー

タイトル「スノーフラワー」
作者  輝子さん
制作者コメント 雪の結晶は以前作ったのですが
          身に着けている時に落として失くしてしまいとても悔しい思いをしました
          そこでもう一度作ることにしました
          以前のものよりしっかりとした雪の結晶ができたので
          今度は失くさないぞ!
          
技のデパート・輝子さんの作品は
雪の結晶モチーフのペンダント。
制作者コメントにある以前作ったけれど失くしてしまったほうは
シリンジタイプといって、注射器型の容器から搾り出す銀粘土で作られていた。
搾り出し口のカットによって形状や太さが変わり、細い紐を作るなどが得意だ。
ただし、粘土の途中に空気が入っているとそこで切れてしまったり
見た目に反して粘土を押し出すのに結構な力が必要で、女性など
手の力が弱い人には結構厳しかったりする。
また、細い線が作れてしまうためテクスチャとして何かに載せるにはよいが
これを構造とすると結構もろかったりするのもネックだったりと
一長一短である。

そこで今回は「失くさない」=途中で折れたり
チェーン通しのパーツが抜けたりといった
構造的な弱点を補いつつ、雪の結晶の形を出すものを目指した。
形を出すものとはどういうことかというと
ただ丈夫にしたいならば、たとえば六角形のプレートに
雪の結晶のスリットをあけるという方法もある。
この場合雪の結晶は「虚」としてのデザインになるが
丈夫でかついくらでも細い線が作れる。
ただし、輝子さんは「虚」ではなく「実」のデザインにしたかったので
結晶そのものの制作にチャレンジした。

今月の生徒作品2012年3月・スノーフラワー

以前のものに比べかなりしっかりはしているが
それでもこれだけ棒状のパーツが多いと
制作途中で折れることもある。
よく「乾燥体が折れると心も折れる」というのだが
この無常観は本当に何年作っていても堪える(涙)
だが、折って直した数だけ技術と心が強くなるのもまた事実。
輝子さんも最後まで本当に良く頑張った!
センターに入れた合成石がクリアやブルーではなく
シャンパンゴールドというのもちょっとひねっていて
なかなかニクイ。

今月の生徒作品2012年3月・スノーフラワー

実際の着用画像がこちら。
冬場は暗い色の服が多くなるのでよく映える!
とくにニットの時期はこれくらいのボリューム感が欲しいので
なかなか良いところをついたサイズだと思う。

今年の冬は寒いので、特にこのペンダントは
シーズンにマッチして出番が多いのではないだろうか。
アクセサリーでの雪は大歓迎だ(^^)

最後にもう一つ。
ディスプレイに使用した青いガラスのミニトレイは
輝子さんご本人の作品。
輝子さんは銀粘土以外にも色々なクラフトをしているが
ガラスフュージングも手がけている。
綺麗な青に浮く白いミルフィオリがちょうど雪の結晶のようなので
ディスプレイにもこれを使い
多くのお客様から好評をいただいた。

今月の生徒作品2012年3月・スノーフラワー

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