Rika実験室

こんなもの作っちゃいました+日々雑感

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とれそうでとれないウサギのリング

とれそうでとれないウサギのリング

平打ちリング(一定幅の平らな板をくるりと円にしたような形のリング)の周囲に
上下互い違いでウサギが4匹彫ってあるリング。
一見何の変哲もないただのリングに見えるのだが実はちょっとした秘密がある。

画像をよくご覧頂きたいのだが、うさぎの輪郭線から次のうさぎにつながる
なだらかな曲線、この部分の影が濃くなっているのがおわかりだろうか。
ここはリング裏側まで完全に貫通した隙間になっている。
これがぐるりと一周。
つまり、このリングは上パーツと下パーツの二つに完全に分離している。
・・・なのに外れないのだ。
リングを持って振ってみるとカラカラと音がして
別パーツになっていることがわかるのだが
どうやっても外れない。(知恵の輪ではない)

作り方は、まず粘土を板状に伸ばして平打ちリングを作る。
通常一度乾燥させてから下書きをして、地道にナイフやヤスリで削っていくのだが
このリングは粘土が乾く前のやわらかい状態のときに
フリーハンドでうさぎを一周針で彫っていった。
几帳面な方にはフリーハンドでいきなり、というのは向かないと思うのだが
この方法はあとの作業がとっても楽なのである(^^)
そんないい加減で良いのか!?

現在参加している勉強会の会長が
ジグソーパズルのピースのようなデザインでこの
とれそうでとれないリングを作られていて

「上下に4つ、引っ掛かりのある形で作るとはずれないからやってごらん」

と教えてくださって即興で作ったもの。
引っ掛かりのある形、とは、例えばスペードの様に根元にすぼまった部分がある形
と言ったらおわかりいただけるだろうか。
三角形だとするりと抜けてしまい外れるのだそうだ。
また、経験上4つでなく3つだとやはり外れてしまうらしい。
それは一体何故?と思って同窓会の時プロに聞いてみた。
学生時代の同級生の一人が某国立大で物理の准教授をしているのだ。
彼は学生時代から大変優秀で、わたくしが4年で大学を卒業できたのはひとえに彼と
仲が良かったからではないかと思う。本当にありがとう、I山君(笑)

彼に現物を見せて色々聞いてみたが
結局のところ良くわからなかった。
そして、プロにわからないのなら自分にわからなくても仕方ないか、と
ある意味諦めがついた(苦笑)

理屈はよくわからないのだがちょっと風変わりで面白い。
興味があったら是非チャレンジしていただきたい。
教室に遊びに来ていただければ現物をお見せ出来ますよ。

7g使用
制作時期不明
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